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長野の聖火リレーは前代未聞の大厳戒 機動隊が伴走で妨害阻止 (1/2ページ)

2008.4.18 21:24
このニュースのトピックス北京五輪
善光寺参道から続く商店街では雨の中、聖火リレーを伝えるのぼりがはためいていた=18日午後、長野市(矢島康弘撮影)善光寺参道から続く商店街では雨の中、聖火リレーを伝えるのぼりがはためいていた=18日午後、長野市(矢島康弘撮影)

 善光寺が出発地点を辞退したことを受け、警察当局は18日、聖火コース沿道の警察官の配置や増員など、警備計画を大幅に見直す方針を決めた。聖火コースの変更に加え、当日の現地でのアピール活動への参加者が直前まで増加する可能性があり、暴力的活動家の妨害活動を完全に防止するための措置。県警本部や所轄の制服警察官に加え、関東管区警察局や近隣県警の機動隊にも出動を要請、雑踏には私服警官を大量に投入。最大で警察官4000人規模の厳戒態勢で臨む。

 チベット支援関係者によると、聖火リレー当日の26日、長野市では「チベット・サポート・ネットワーク・ジャパン」(TSNJ)など約20の団体が実行委員会形式での共同アピールを行う方針を表明。TSNJは今月13日、東京都渋谷区で開いたキャンドルデモで約200人を動員するなど影響力がある。

 警察当局は、事前にアピール活動を表明している国内グループは「暴力的な妨害活動に出る可能性は低い」とみているが、「豪州での実施状況などによっては、これから飛び込み参加者が増える可能性があり、群集心理に影響を及ぼす。警備にも微妙に影響する」(警察幹部)。このため、活動団体の動員状況を直前まで見極め、警察官の配置に反映させる方針だ。

 また、公安当局によると、参加を表明している組織には、過激派との関連が指摘される個人なども含まれているとされる。

 警察庁と長野県警は、過激派などと結びついた暴力的なチベット支援組織や右翼団体などの妨害を阻止するため、全コース沿道に、雑踏警戒の制服警察官を配置し私服警官も投入。さらに、管区警察局や近隣県警の機動隊にも出動を要請するよう調整し、機動隊員だけで当初の約2倍以上となる2000人、全体では最大4000人態勢も想定。

 聖火については、ランナーの周囲を機動隊員が完全に取り囲む警護陣形を取る方針で、石井隆之・県警本部長が車両で伴走、陣頭指揮を執る異例の形をとる。

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善光寺参道から続く商店街では雨の中、聖火リレーを伝えるのぼりがはためいていた=18日午後、長野市(矢島康弘撮影)
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