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史上初の日本人優勝目指す武藤、決勝へ手応え インディ・ジャパン初日
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霧雨で約40分間、中断した練習走行2回目。車に雨よけのカバーがかけられても、武藤は降りずに走行再開を待ち続けた。「1周でも多く走りたかった。降りて時間をロスするのが嫌だった」
金曜は雨の天気予報。オーバルコースを超高速で走るインディカーは、F1と違い少しの雨でも走れない。新人で経験が少ないだけに、母国での晴れ舞台で好結果を出すためには、少しでも走りたい。コックピットで待つ姿に、思いが表れた。
決勝を想定したセットアップに専念、「もう少し時間がほしかった」という。それでも車の仕上がりは、トップタイムをマークしたチームメートのカナーンと「フィーリングが似ている」。決勝へ向けて「いい感じでいける」と手応えを得た。
テレビで見たF1にあこがれて小3でカートを始め、中学卒業と同時に和英辞書を片手に英国で武者修行した。帰国後、フォーミュラ・ニッポンなどに参戦し、昨年から米国へ。今季、トップチームのAGRから最高峰にステップアップした。目指すはシリーズ史上初の日本人優勝。「甘くはないが、優勝だけを見て走りたい」。力強く言い切った。(只木信昭)