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英首相も五輪開会式不参加
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【ロンドン=木村正人】英首相官邸スポークスマンは9日夜、ブラウン首相が北京五輪の開会式に参加しないことを明らかにした。同首相は2012年五輪開催国として閉会式に出席することが決まっており、開会式にはジョウェル・スポーツ相が出席する。同スポークスマンは「ボイコットではない」と説明しているが、中国の人権状況への批判が強まる中、各国首脳による開会式不参加の動きはさらに広がりそうだ。
同首相は今年1月、訪中した際、中国首脳から北京五輪式典への招待を受け、閉会式への出席を発表。開会式への出席も検討していた。6日にロンドンで行われた聖火リレーを首相官邸前で出迎えたことが「不適切な対応だった」と野党などから批判を受けた。
英民間テレビ局、チャンネル4の世論調査では43%が「首相は開会式には行くべきではない」と答え、「行くべきだ」との回答はわずか29%。
同首相は五輪ボイコットの動きが広がるのを避ける一方で、チベット問題などで中国への批判姿勢を示すため開会式不参加を発表したとみられる。同首相は5月に訪英するチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世と会談する意向を表明、中国政府にダライ・ラマ14世との対話を求めた。
すでにドイツのメルケル首相やポーランドのトゥスク首相、チェコのクラウス大統領らが開会式への不参加を表明している。また、サルコジ仏大統領は、中国政府によるダライ・ラマとの対話再開を、開会式出席の条件としている。