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重量挙げ選手、禁止薬物をネットで購入
このニュースのトピックス:ドーピング
日本ウエイトリフティング協会は27日、昨年6月の全日本選手権85キロ級6位などの実績のある高橋竜太(23)=山口県協会=がドーピング検査で陽性反応を示し、日本アンチ・ドーピング機構(JADA)から2年間の資格停止処分を受けたと発表した。同協会では今後、裁定委員会などを開き、協会としての処分を検討するとともに、再発防止に努めるとした。
高橋は2月9日、北九州市で行われた競技外検査で、禁止薬物のメテノロンが検出された。メテノロンは蛋白同化作用のあるステロイド系の筋肉増強剤で、協会が本人と話した関係者から事情を聴いたところ、「海外からインターネットで購入したプロテインに(禁止薬物が)入っていたのではないか。それしか考えられない」と語ったという。昨年11月ごろから服用していたという。現在、高橋自身はショックが大きく、心療内科に通院している。
国際オリンピック委員会(IOC)が2000年10月から01年11月に行った調査では、蛋白同化ホルモンの含有が記載されていない634個のサプリメントや健康食品のうち、約94個(14・8%)に同ホルモンが含まれていた。確かな情報なしにサプリメントを使用することにはドーピング違反の危険性が伴い、注意が必要だ。
日本協会の篠宮稔専務理事は「大変残念でまさかという思い。真摯(しんし)に受け止めて再発防止に取り組んでいく」と話し、日本オリンピック委員会(JOC)の遅塚研一専務理事は「スポーツの価値を最も損なうのがドーピングであり、JOCとしても注意喚起をさらに徹底したい」と語った。
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