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“Vリーガー”堀口の春、終わる 大阪国際滝井 春高バレー第6日
このニュースのトピックス:春の高校バレー
悪い癖がまたもや顔を出し、ついに取り返しがつかなくなった。大阪国際滝井の才崎哲次監督の目には、第1セットを上々のデキで取れたのが逆に災いしたと映った。
「うまくいきすぎて、おかしくなった。無欲さがなくなった」
実力を過信するムードが抜け切れないまま、プレーが雑になる。そこをつけ込まれ、焦りが生まれる「負の連鎖」。注目の“史上初の中学生Vリーガー”、セッター堀口夏実(1年)のトス回しは単調になった。「頭が回らなくなった」とみた才崎監督により、第3セットでは中盤、ベンチに下げられてしまった。
チームの持ち味は高速コンビバレー。それを出せない以上、平均身長170センチに満たないチームにとって、2連覇の夢は夢でしかなかった。
それだけに、「視野が狭まってブロックを振れなかった」と責任を痛感する堀口。それでも強気な性格そのままに、涙も見せず前を向いた。「たとえ研究されたとしても、その上を行くプレーを見せたい」。苦い経験を将来への糧にする。
(小松幹幸)





