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春高バレー・東亜学園 連覇へ視界良好
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都会っ子の集まりで、日ごろはクールな東亜学園。だが優勝候補同士の激突となった、この日は違った。第1セット、ライト清水大嗣主将(2年)が出だしの3点を自身の強打で稼ぎ、チームを勢いに乗せる。
その後も足利工大付の武器である移動攻撃を素早いブロックやサーブで揺さぶり、左右から強打を重ねストレート勝ち。清水は「約束を守れてうれしい」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
負けるわけにはいかなかった。東海大に進学する小沢翔・前主将から清水に電話があったのは大会直前。昨年、チームを24年ぶりの優勝に導いた大黒柱からは、「準決勝からしか見に行けない。絶対に残ってろよ」と言い渡されていた。
大一番を迎え、「この試合は自分が雰囲気をつくる」と気合を込めた清水。第2セットこそ主役の座をエース星野秀知(2年)に譲ったが、要所では確実に得点。ムラのないプレーには、小磯靖紀監督も「相手がどこであっても関係なく力を出せる」と舌を巻いた。
昨年は会場が違ったため、東亜が代々木のセンターコート(特設コート)に立つのは準優勝した第25回大会以来、14年ぶり。バレー部員や父母会が中心だった応援も、準決勝からは全校規模に切り替わる。「昨年は先輩たちの優勝。自分たちの代でも日本一になる」と言い切る清水。大人数の応援を背に、男子で史上5校目の連覇へ突っ走る。(奥村信哉)