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下北沢成徳「圧勝」にも反省… 春の高校バレー
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相手を2セットとも10点台に押さえ込んでの勝利。普通なら「圧勝」といえるが、下北沢成徳の小川良樹監督も選手たちも、表情がさえない。両セットとも序盤でつまずいたことが原因だ。
サイドからの攻撃で攻めあぐんだ第1セット。中盤から服部梨花、田村翔子(ともに2年)の両センター中心に攻撃を切り替えた。これで18ー17から4連続得点で突き放し、「あの2人のボールが効いた」と小川監督。
ところが、たたみかけたい第2セット出だし、センターの攻撃を相手ブロックに止められ、2点の先行を許してしまう。セット間に小川監督が口にした「センター線を狙ったほうがいいのでは」という言葉が選手の意識に残り、逆にセンター線ばかりの単調な攻撃になってしまっていたのだ。
「相手のポジションを見て攻めないといけなかった」と主将の竹田江里(2年)。サイド攻撃の頻度を増やし、一気に6連続得点して何とか流れを取り戻した。「選手を混乱させてしまった」。小川監督は頭をかく。
高い対応能力を示しはしたが、次の相手は優勝候補筆頭の東九州龍谷。一度流れを手渡せば、取り戻すのは難しいだろう。「相手の流れにならないよう、自分たちのプレーをしたい」と竹田は気を引き締めた。(西尾美穂子)