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“古豪”の敗退、原因は?【春高バレー2日目】 (2/2ページ)
タイムアウトで態勢を立て直し、チームの不安を振り払うように西谷は果敢にクイックを打った。しかし、2枚ブロックが立ちはだかり、さらに2失点。波に乗った霞ケ浦の攻撃は加速し、気づけば連続で9点を奪われ、流れを引き寄せることはできなかった。
西谷は試合後「あそこで自分が決めなくちゃと思い、力が入ってしまった」と唇をかんだ。
平均身長180センチ。決して高いとはいえない弘前工の武器は、粘り強いレシーブから繰り出すコンビバレーだ。小田切に攻撃を頼っていた昨年とは違い、今年は高さのあるクイックが武器の西谷もいる。
「あのコンビバレーを崩すには、サーブとブロックでリズムを乱すのが得策。うまくいった」と霞ケ浦の岩崎匡史監督は明かす。
霞ケ浦は、ふわりとしたサーブを後衛に打ち、レシーブを乱して弘前工のリズムを崩した。第3セット終盤では西谷を集中的にブロック。「攻撃の中心を西谷とにらんでブロックしたが、予想以上にうまくいった」と説明。弘前工の手の内は読まれていた。
破れなかった初戦突破の壁…。昨年も、春高の舞台で苦杯をなめた小田切亮磨(2年)は「今年は、絶対に勝ちたかった。こんな自分が悔しい」と自分を責めた。しかし「いつまでも後悔していられない。これで終わりではない」と、浮かんだ涙をぬぐって気持ちを切り替えた。
この日の敗北は、チームにとって大きな経験値にとなるはずだ。(今泉有美子)
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■雄物川 まさかの初戦敗退
男子2回戦 岸根(神奈川)2−0雄物川(秋田)
秋田県代表でシード校の男子・雄物川が岸根(神奈川)にストレート負け。昨年のベスト8校がまさかの初戦敗退となった。
宇佐美義和監督は「トスワークがうまくいかなかった」と敗因をあげた。第1セットを失った後、第2セットは粘ってジュースに持ち込んだが、流れをものにできなかった。
昨年のチームは梶原泰介というエースがいた。「だが今年はそういうエースがいない。崩れた時に誰にトスを上げて、どういう展開にするか、そういう攻撃の要となるセッターのトスワークが重要で、ずっと課題としてきたのだが…」と宇佐美監督。
セッターの真田辰弥主将は「自分の仕事が全然できなかった。自分のせいで負けた」と涙をぬぐった。 「悔しい。力を出せなかった。次は自分が頑張らなければ…」とうなだれた。(石崎慶一)