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大和南を引っぱる1年生センター、丸山紗季
このニュースのトピックス:春の高校バレー
第1セット、21−11から相手に4連続得点を許した大和南。浮足立つチームを落ち着かせ、流れを引き戻したのは1年生だった。センター丸山紗季がバックアタックを決めて22点目。粘る相馬東を突き放した。
168センチとセンターとしては小柄な丸山だが、驚異的なジャンプ力を誇り、最高到達点290センチはチーム1。「学校一の身体能力」(飯塚博幸監督)は親譲りかもしれない。母親は1984年ロサンゼルス五輪で銅メダルを獲得した丸山(旧姓江上)由美さん(50)だ。
とはいえ“エリート”臭はない。「親がレールを敷くのではなく、やりたいようにやらせたかった」という由美さんの意向で、小学校まではさまざまな競技を経験。バレーを始めたのは中学1年と遅く、無名の公立校は神奈川県大会1回戦止まり。だが、神奈川選抜に選ばれたことがきっかけで「うまくなりたいと思った」と振り返る。
高校では高い向上心を持ち、着実に力を伸ばした。「普段と違い、バレーでは人が変わる」。小川晴菜主将(2年)は頼もしげだ。
今大会の目標は「ベスト16以上」と丸山。2回戦では優勝候補の九州文化学園が待ち受けるが、「自分たちのプレーをしたい」と力を込める。そんな二女に由美さんは「本人が充実して一生懸命やるのが一番。この大会で大きな経験を積んでほしい」と優しい目を向けた。
(西尾美穂子)