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レギュラー4人が残る 春高バレー話題校紹介(2)東亜学園(東京・男子)
このニュースのトピックス:春の高校バレー
昨年、春と夏(インターハイ)の2冠に輝いた東亜学園。今回も優勝候補筆頭との呼び声が高いが、「プレッシャーはないが不安はある」。小磯靖紀監督は慎重だ。
前回、24年ぶりの優勝の原動力となった清水大嗣、星野秀知らアタッカー陣に、リベロ山香紀彰(いずれも2年)らレギュラー4人が残り、地力は高い。だが、その選手たちをどう生かすか。
前回は小中学校で清水とプレーしたセッター塩田茂勲が、抜群の安定感で多彩なコンビバレーの起点となった。その後釜に、当初は2セッター制も模索したという。
最終的には、中学で星野らと全国制覇を経験した金丸真司(2年)をセッターに据えることで決着。しかし、バレーのキャリアは豊富な金丸も、セッター転向は高校入学後。まだまだ「フォームの基本が安定しない」と模索を続ける日々だ。「年明けまでは安定感があったのに、1月半ば過ぎからおかしくなってきた」とは小磯監督。
しかし「よく言えばクール、悪く言うと暗い」(佐藤俊博コーチ)チームにとって、不安は結束を高める“触媒”ともなっているようだ。コンビ練習では積極的に声を掛け合うようになった。「いろいろ言うのも練習だから。試合になればトスが乱れても打つ」と星野。「セッターが楽に上げられるように」と意気込むのは主将の清水。ピンチサーバーとして出場した前回、準々決勝で2本のサーブミスを犯した金丸は、「基本をきっちりして、しっかりコンビを合わせたい」と雪辱に燃える。
「未完成」のチームで臨むのは、試合を重ねるごとに強さを増していった前回と同じ。「伸びしろはある。あとは自分たちの応用力」。小磯監督は初の連覇に照準を合わせている。(奥村信哉)

