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尚子、北京消滅も…Q極ランナー目指しやめません! (2/3ページ)
このニュースのトピックス:健康・メタボ
レース後の会見で明かされた衝撃の事実。Qちゃんは努めて明るく振る舞ったものの、爆弾を抱えての選考会出場はかつてない不安と重圧との闘いでもあった。
右ひざに異常を感じたのは5年前。練習は継続してきたが、米コロラド州ボルダーでの高地合宿中の昨年7月に、患部が悲鳴を上げた。日本の主治医と相談し、米国でメスを入れる決断をした。「プロ野球の金本さん(阪神)や松井秀さん(ヤンキース)と同じ手術。手術して本当に7カ月で戻るのか。人に相談できないので、インターネットやチームQのメンバーと相談しました」。ひざの3カ所に穴を開ける内視鏡手術で、めくれた半月板を半分ほど切除。その日から、松葉づえの生活とリハビリの日々が続いた。
本格的な練習を再開したのは昨年末に初めて敢行した中国・昆明合宿から。「30、40キロの距離走はできた。でも、スピード練習は400、1000メートルを1回ずつしかできなかった」。過去22年間の練習日誌を読み返し、不足があれば、メモに残して心の安定をはかった。日本でも流行した軍隊式トレーニングも取り入れた。米人気女性歌手マドンナらの曲を編集し、自らが“隊長”となる「Qズ・ブートキャンプ」を考案し、名古屋のスタートラインに立つ強い意思を持ち続けた。
最初の5キロを18分近いスローペースで通過する序盤にも対応できなかったが、沿道から「がんばれ、Qちゃん」と大声援を受け、30キロ付近では下痢で指定トイレの新聞販売店に立ち寄りながら、「必ず最後まで走りきる」と言い聞かせた。あきらめなければ夢はかなう−。見る人を勇気づけようと何度も繰り返し口にした言葉を、最後はファンからもらった。

















