MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

ニュース: スポーツ MLB野球サッカーゴルフ格闘・相撲競馬その他写真RSS feed

【記者ブログ】言い訳はいらなかったけど…〜高橋尚子の惨敗 清水満

2008.3.10 02:27
このニュースのトピックス清水満のエン・スポ記者ブログ

 いろいろな“しがらみ”もあるだろうけど…。

 「絶好調です」

 そう言って名古屋入りした2000年度シドニー五輪金メダリストの高橋尚子(35)が、まさかの9キロ手前でのスローダウン…。結局、そのままズルズル後退して、2時間44分18秒の27位。北京切符どころか、盛り上げるだけ盛り上げたレースは、何か妙な茶番で終わってしまったが…。

 高橋尚子、Qちゃんはとても素直ないい子である。裏表がなく、とにかく明るい。何度かの取材で会ったが、いつも「こんにちは、お久しぶりです。お元気ですか?」など、その礼儀正しさは群をぬいている。

 けど、ここ数年っていうか、シドニー以降、レースで負けたときには、いつもというか、必ず“言い訳”があった。「実は…」というモノだが、必ず存在していたように思う。それって、どうもエクスキューズに思えて、聞き苦しい感じがしていた。

 この日もテレビ観戦していた。、9キロ前の突然のブレークダウンに実況者は、“スター不在”を懸念するかのように、「何かアクシデントでしょうか」「何とか頑張って…」と、必死に盛り上げていた。ソレ事態はいいが、ふと囁いた解説者の有森裕子さんの言葉がとてもよかった。

 「レース前、ちょっと元気がなかった気がしましたが…。でも、ソレを理由にして欲しくないですが…」

 高橋クラスになったら、まさに“プロフェッショナル”である。レースに出るからには、観る者に万全以外のデータは与えて欲しくない。仮に、内面的理由で、この日のようにブレイクダウンしたのなら、単なる「調整の失敗」等の理由でいいわけで、何も具体的に、「実は昨年の8月に手術をしていました。距離は走れるんですが、スピードが…」という理由はいらない。高橋クラスのプロなら、言い訳するようなら、走らない方がいいのではないか。それか、言い訳としか受け足られないような、言葉は慎むべきではないだろうか。

 9キロ以降、デッドヒートを繰り広げた選手たち…。優勝して限りなく北京に近づいた中村友梨香(21)らが、ちょっとかわいそうな気もした。その存在感から、主役は惨敗した高橋尚子でもしかたがないが、最近ずっとこんな感じだったのでひと言…。

<2008/03/09 22:33>

「清水満」の記者ブログ<清水 満の エン・スポのツボ> http://shimizum.iza.ne.jp/blog/

PR
PR
イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2008 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。