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【スポーツコラム】高校スポーツのビジネス化 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:卓球
“留学生がレースの勝負を決するのは意に反する”。全国高等学校体育連盟(高体連)が全国高校駅伝で最長の1区での外国人留学生の起用を禁止することを決定した。高体連の梅村和伸専務理事は「競技の本質を大切にした。応援する人の期待に応えようとした」と説明。競技の本質とは選手ではなく、応援者にあるとすれば本末転倒である。本音は力量が飛び抜けている留学生主役の大会にしたくない、ということだろう。国際化が進む中、「スポーツ界の鎖国政策」といった批判的な声があがっている。
これまでの高校駅伝では1区(男子10キロ、女子6キロ)から外国人選手が抜け出して、そのまま優勝するといったケースが何度かあった。1993年大会では仙台育英が男女各2人のケニア人が活躍し、アベック優勝。留学生に左右される駅伝に変容した。
高校での留学生は陸上にとどまらず、バスケット、卓球、サッカーなどでもみられ、全国大会での上位進出の戦力として欠かせない。門戸を開くと同時に日本選手の向上を目指して受け入れを進めてきた。ところが、陸上では日本人と外国人の力の差は歴然。駅伝では留学生の走る区間に制限を設け、大差がつかないようにと考えた。勝負が1区で決まるようでは、テレビ視聴率にも影響が出るという配慮も働いたのか。選手の能力が抑え込まれる競技は、スポーツとはいえまい。