MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

ニュース: スポーツ MLB野球サッカーゴルフ格闘・相撲競馬その他写真RSS feed

最後の挑戦・高橋尚子(3)「マラソンは何があるか分からない」 (1/2ページ)

2008.3.8 16:17
このニュースのトピックス健康・メタボ
アテネ五輪の女子マラソン代表を逃して、記者会見で寂しそうな表情を見せる高橋尚子=04年3月、東京都千代田区アテネ五輪の女子マラソン代表を逃して、記者会見で寂しそうな表情を見せる高橋尚子=04年3月、東京都千代田区

 「野口さんは(五輪代表枠が)2枠でがけっぷちと言っていたけど、私はもっとがけっぷちに立たされているぞ、という思い」。昨年12月25日、中国・昆明に旅立つ際に、東京国際での野口みずきの快走について尋ねられ、高橋はこう語った。

 昨夏の世界選手権銅メダルで土佐礼子がいち早く代表に内定し、五輪代表3枠のうち1枠が埋まった。“残り2枠”入りをを目指して、野口が11月の東京で2時間21分37秒の大会新記録で優勝。高橋は「見ている私にも爽快(そうかい)感が漂うようなスカッとしたレース。後半しっかりペースを上げているし、不安要素はないですね」と絶賛した。“残り1枠”になったことを認めざるを得ない「完璧(かんぺき)な走り」だった。

 野口が快走を演じた前年の2006年に、高橋は同じ東京を走っている。結果は終盤に失速して2時間31分22秒の3位。世界選手権への切符を逃した。このときにも「断崖(だんがい)絶壁に近いことになった。2度と同じことは繰り返せない」と語った。競技人生の集大成をかけた名古屋は、惨敗した東京以来、1年4カ月ぶりのレース。「がけっぷち」の中で臨む五輪への「最後の挑戦」なのだ。

 そんな高橋にとって、1月の大阪国際は別の意味で印象に残る。スタート直後から独走を演じていた福士加代子(ワコール)が30キロ付近から大幅に失速し、19位に沈んだ。「あのまま行くと思ったけど、マラソンは何があるか分からない。改めてそう感じました」

 8年ぶり3度目の名古屋。前回はシドニー五輪代表切符を手にした。その再現を期して初めて昆明合宿を行い、「ビリーズブートキャンプ」風のエクササイズにも取り組んで腕の振りもスムーズになったともいう。だが、昨年はハーフマラソンなども含め、一度もレースに出ておらず、成果は未知数。「(昆明は)いままでやってきたところ(ボルダー)と全く違うので比較できない。成果は私が一番知りたい」と吐露している。

このニュースの写真

2005年11月、東京国際女子マラソンで手を広げてゴールする高橋尚子=国立競技場
アテネ五輪の女子マラソン代表を逃して、記者会見で寂しそうな表情を見せる高橋尚子=04年3月、東京都千代田区
帰国後の会見を終えに手を振りながら空港を後にするマラソンの高橋尚子=2月27日夜、成田空港(撮影・佐藤雄彦)

関連トピックス

PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2008 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。