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やっと正常化? 影潜める「中東の笛」 ハンドボール
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「中東の笛」と呼ばれる特定のチームに偏った判定が問題視され、北京五輪予選が異例のやり直しとなったアジアのハンドボール界。紆余(うよ)曲折を経て国際ハンドボール連盟(IHF)の管理下で実施されることになった男子アジア選手権は17日に開幕したが、日本や韓国など東アジアの国が出場した試合でも「中東の笛」は特段みられず、関係者は一様に胸をなで下ろした。
開幕戦の中国−イラン戦はIHFが派遣したロシア人審判員が担当した。中国は試合に負けたが、開幕前日の各国代表者会議でIHF派遣の審判員を希望していただけに「ジャッジは良かった」と代表監督。中国人審判の下でアラブ首長国連邦に大勝した韓国の代表関係者も「基本的には公平だった」と評価した。
「中東が絡んだ試合で中国人が笛を吹くなんてこれまでなかった」と日本の蒲生晴明総監督。中国の試合でも、中国側にイエローカードを出すよう求めたクウェート関係者の要求を、IHFのコズコフ競技委員長が取り下げさせる場面がみられるなど、蒲生氏は「配慮を感じた」と話す。
日本−サウジアラビア戦を担当したのも、IHF派遣のウクライナ人審判員。相手選手を倒した日本側にレッドカードが出たが、酒巻清治監督は「あれは仕方がない。公平で試合がやりやすかった」と笑顔をみせた。
「審判員が中立なのは原則中の原則。これまではやや不公平な面があったと思う」とロシア人審判のビクトル氏。「決勝終了まで評価を下すのは早い」との声もあるが、コズコフ競技委員長は「今回はアジア連盟と一緒に審判を割り振っている。公平性は約束する」と強調した。(共同)
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