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実況アナも奮闘 ハンドボール・アジア再予選
このニュースのトピックス:ハンドボール
異例のやり直しとなったハンドボール北京五輪アジア予選。少ない準備期間でコートに立った選手と同じく、試合を中継したアナウンサーも緊急出陣となった。29日の女子、30日の男子を、テレビはNHK衛星、ラジオはニッポン放送が東京・国立代々木競技場から、ともに生放送した。ラジオでハンドボールを生中継するのは首都圏のキー局としては初めての試みだけに、ニッポン放送の担当アナは選手と同様の苦闘を強いられた。
認知度の低い競技を、耳に頼るラジオの聴取者に伝えなければならない。中継が決まったのは22日。男子担当となった松本秀夫アナ(46)と女子担当の洗川(あらいかわ)雄司アナ(30)は、昨年9月の北京五輪男子アジア予選のビデオ映像を見ながら特訓した。松本アナは野球一筋、洗川アナも競馬やサッカーなどが専門。ハンドボールに詳しい他局のアナウンサーにも教えを請い、備えたという。
この日の男子の試合を実況した松本アナは「大切な動きを見極め、接触プレーなど迫力と臨場感あふれる実況をしたい」と心掛けてマイクに向かい、「左45度からのシュート」「高い角度から決まったあ」などとプレーを描写。日本の敗戦が決まった瞬間は「君たちは今、間違いなく輝いている」と選手をたたえた。
放送を終え「スタミナを使い果たしてぐったり疲れたが、選手の勢いに引っ張ってもらい、どうにか実況できた。ハンドボールは面白いので、ぜひ生で観戦してほしい」と話した松本アナ。勝ち試合を実況することはできなかったが、感動と興奮を首都圏のファンに伝える大役を果たし、充実感をにじませていた。(松本恵司)
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