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想像以上に遠かったライバルの背中 ハンド女子
このニュースのトピックス:ハンドボール
力の差は誰の目にも明らかだった。特に後半20分以降、パスミスや無謀なシュートでボールを失う日本を尻目に、韓国は鮮やかな速攻でリードを広げていった。「こんなに点差がつくとは思わなかった」と指令塔の田中。ライバルの背中は想像以上に遠かった。
五輪に6大会連続出場中で、メダルを逃したのは1度だけという韓国。1976年モントリオール大会以来、出場のない日本とは雲泥の差がある。昨年8月の五輪予選では30−29で日本が競り勝ったが、開催国カザフスタンを1位にするため、「中東の笛」が働いたという見方が有力だ。
「韓国は個人能力が高く、経験もある。日本はそれぞれの役割をこなすことで、差を埋められるだろう」。組織力に活路を見いだしたバウワー監督の戦術にも限界があった。3−10と離された前半13分すぎ、東浜と田中の巧みな連携などで3連続得点したのが、最大の見せ場。佐久川主将は「韓国は体を使ってゴールを割りにくる力があった」と完敗を認めた。
ハンドボールへの関心が飛躍的に高まる中、選手たちは「感じたことのないプレッシャー」(早船)とも戦った。だが一過性で終わらせないためにも、五輪切符は必須。3月には世界最終予選が控える。「切り替えて修正したい」と佐久川主将。戦いはまだ終わらない。(奥村信哉)





