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ハンド協会“ニンジン作戦” 北京決定なら1000万円
五輪出場でボーナスゲット!! 北京五輪のアジア予選やり直し問題で揺れる日本ハンドボール協会が急遽(きゅうきょ)、男女とも北京切符獲得の際、チームに1000万円の報奨金を出す検討を始めたことが9日、分かった。日本協会は、国際ハンドボール連盟(IHF)管理下での再予選実現が決定的となり、日本開催が濃厚であるとも表明。ニンジン作戦と地元開催で五輪出場を目指す。
男子は1988年ソウル大会以来20年ぶり、女子は76年モントリオール大会以来32年ぶりの五輪出場に向け、日本協会は水面下で“ニンジン”の用意を始めていた。
「これだけ注目されている中で選手のモチベーションも上がっています。(報奨金も)別途考えようと思っています」。川上憲太専務理事が言葉に力を込めた。
前回アテネ大会予選でも、日本協会は1000万円の報奨金を用意。だが、男女とも敗退に終わった。今回も昨年のアジア予選で“中東の笛”による不可解な判定に泣いたが、再戦の道が見えてきた。『五輪でメダル獲得ならボーナス』ならぬ、『五輪に出れば1000万円!!』の甘〜いニンジンが、選手のやる気を倍加させるはずだ。
秘策の背景には、再戦問題が一気に進展したことがある。IHFが全17理事にやり直しの是非を確認するメールを送付。日本協会の渡辺佳英会長は「過半数の賛成票はほぼ間違いなく、開催地も日本にしてほしいと内々で通知を受けている」と説明した。アジア連盟の猛反対にかかわらず、10日にも日本開催が決定する可能性がある。
男女とも今後、最終の強化合宿がスタート。五輪切符と超異例のボーナスをゲットすべく真の闘う集団と化す。
日本開催濃厚も候補地は3ヵ所
北京五輪アジア再予選の開催候補地に関する情報が錯綜した。韓国の聯合ニュースが現地からの情報として、ルーマニアでの開催が決まったと配信。しかし、立候補は日本だけで、IHFからも2月のアジア選手権と同時でのイラン開催が提案されただけだったため、日本協会の渡辺会長が「IHF上層部からアジアでやるのが得策だと聞いている」と全面否定。結局、夜になってルーマニアの立候補が確認され、候補地は3カ所になった。