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【正月対談】女優・菊地凛子−柔道・野村忠宏(上) (1/4ページ)
このニュースのトピックス:新春特別対談・インタビュー
世界を舞台に厳しい勝負に挑んでいる2人が顔を合わせた。柔道男子60キロ級の野村忠宏選手は、今年の北京オリンピックに、同一種目4連覇の偉業を懸ける。一方、女優の菊地凛子さんは昨年、世界の映画人があこがれる米アカデミー賞にノミネートされた。2人の対談は、時に爆笑の渦を巻き起こし、初夢らしい華やいだ雰囲気に包まれた。(司会は鳥居洋介・文化部長)
恐怖心乗り越えないと
−−本日は世界のひのき舞台で夢を実現しようとしているお二人に大いに語り合っていただこうと思います。野村さんにとって今年は五輪4連覇のかかる年ですが、現在の状態はどうですか?
野村 万全とは言えません。去年5月にひざの靱帯(じんたい)を完全に断裂して、手術をしたら五輪選考会に間に合わない。手術せずにまたいつひざがはずれるか分からないという恐怖と戦いながら練習しているのですが、本当の力を出すには恐怖心があったらできません。この恐怖心をどうなくしていくかという段階ですね。
菊地 けがをしている部分をかばっている自分を受け入れてやっていくわけですか?
野村 まあそうなんでしょうけど、日本代表になってオリンピックの舞台に立ったら、今度は多分、現役最後の試合になる。最後だからひざがつぶれても構わない、という気持ちになれるようにしないといけないですね。
菊地 それってリスク高いですよね。
野村 高いですね。
菊地 そこまでしてもやるべきだと?
野村 やっぱり誰もができることじゃないし、自分しかできないという自負もある。それくらい懸ける意味があるというのが、今の支えになっていますね。
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