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興味深い四天王の争い 箱根大学駅伝 (2/5ページ)
予選会(20キロ)で27分44秒94の歴代最高記録を出したモグスは、起用が有力な2区で区間新を目指す。予選会個人2位の木原真佐人(中央学院大)は、竹沢と兵庫・報徳学園高で同窓。3大会ぶりのシード権獲得のキーマンだ。
2年生では宇賀地強、深津卓也、高林祐介の駒大トリオに注目。留学生のダニエル(日大)、前回1区3位の高橋優太(城西大)にも期待がかかる。1年生は日体大に好素材がそろった。2006年度に高校生で唯一五千メートル13分台を出した野口拓也、出雲2区区間賞の出口和也、全日本7区区間賞の谷野琢弥が上位をうかがう。
箱根の前日に行われる全日本実業団。話題の中心はルーキー今井正人(トヨタ自動車九州)だ。順大では2年生から3年連続5区区間賞を獲得。驚異的な走りから「山の神」の異名をとり、前回優勝の立役者となった。全日本の予選を兼ねた九州実業団駅伝でも最終7区で区間賞。全国デビューでの快走を期待したい。
その順大で、今井の1学年上で主将を務めたのが難波祐樹(JALグランドサービス)。前々回の箱根8区で脱水症状を起こし、ふらふらになりながらタスキをつないだ場面が記憶に新しい。社名変更から初めて出場する全日本で、元気な姿を見せてくれそうだ。
このほかにも箱根で活躍したランナーがずらりと顔をそろえる。北京五輪男子マラソン代表が確実視される佐藤敦之(早大出、中国電力)や、マラソン日本最高記録(当時)を樹立した藤田敦史(駒大出、富士通)、2区で1時間6分46秒の区間記録を持つ三代直樹(順大出、富士通)などだ。
山登りで活躍した選手では、今井のほか、藤原正和(中大出、ホンダ)、中井祥太(東海大出、コニカミノルタ)、奈良修(大東大出、日清食品)らもいる。
一方、指導者として箱根に戻ってくるOBも多い。代表格が早大監督の渡辺康幸。かつては1、2区で区間記録を樹立、箱根路を大いにわかせた。2004年に低迷していた母校に復帰、前回は6位で5年ぶりにシード権を獲得した。今大会は「往路優勝と総合3位以内」を目標に掲げ、黄金期再来をもくろむ。








