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興味深い四天王の争い 箱根大学駅伝 (1/5ページ)
新春恒例の「東京箱根間往復大学駅伝」(箱根駅伝)が1月2日往路、3日復路の日程で行われる。優勝争いは駒大と東海大の両校を軸に、日体大、日大、中大などが追う展開となりそうだ。栄冠の行方とともに注目されるのが区間賞争い。今大会は「学生四天王」と呼ばれる4年生4人などタレントがそろい、各区間とも例年以上の激戦が期待される。1日に行われる全日本実業団対抗駅伝にも、箱根の“卒業生”が多数エントリー。一皮むけた走りに注目が集まる。(奥村信哉)
高校時代にそれぞれ五千メートル13分台の記録を打ち立て、1年生から各大学の主力となった「学生四天王」が、いよいよ最後の箱根に挑む。
伊達秀晃(東海大)は日本インカレ五千メートルで、1年生から3年連続日本人トップのスピードランナー。出雲駅伝でも2年生から3年連続区間賞を獲得、チームの3連覇に貢献した。体調不良で臨んだ前々回の箱根は5区18位と大ブレーキだったが、前回は2区2位と好走。今回は起用区間にも注目が集まる。
北村総(日体大)は2006年の日本インカレ一万メートルを制したものの、「四天王」では唯一、学生駅伝の区間賞がない。箱根ではこれまで3年連続山登りの5区を担当したが、今大会はエース区間の2区起用が濃厚。主将として迎える最後のチャンスで、初の区間賞獲得を目指す。
「四天王」の中で、今季好調を維持するのが上野裕一郎(中大)。五千メートルでは北京五輪参加標準記録Aを突破する13分21秒49をマーク。駅伝も出雲1区、全日本3区でともに区間賞を獲得した。前回の箱根は3区区間賞を獲得。今回も「区間賞、区間新は当たり前」と強い意気込みを示す。
順大の主将となった松岡佑起も安定した成績を残してきた。日本インカレ一万メートルはメクボ・J・モグス(山梨学院大)に次ぐ日本人トップの2位。駅伝も出雲で3区区間賞、全日本も2区2位にまとめた。だが箱根を目前に左の腸脛靱帯(ちょうけいじんたい)を故障。2連覇には欠かせない戦力のため、早い回復が待たれる。
「四天王」以外では3年生に有力選手が集まった。学生で唯一、世界選手権(大阪)に出場した竹沢健介(早大)は3年連続の2区起用が濃厚だったが、12月に持病である座骨神経痛が悪化。4区や7区に回る可能性も出てきた。
伊達とともに東海大の屋台骨を担う佐藤悠基はトラックシーズンで不振にあえいだが、出雲6区2位、全日本2区3位とようやく復調。箱根では史上3人目の「1年生から3年連続区間新」に期待が高まる。








