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「オグシオ」でファン拡大へ 戦略的アイドルで「マイナー」脱却期待  (2/2ページ)

2007.10.11 08:46
このニュースのトピックスバドミントン
「オグシオ」こと小椋久美子(右)と潮田玲子。バドミントン界は2人の人気をてこに、マイナー競技からの脱却を図る(撮影・大里直也)「オグシオ」こと小椋久美子(右)と潮田玲子。バドミントン界は2人の人気をてこに、マイナー競技からの脱却を図る(撮影・大里直也)

 協会はさらに、バドミントン人気の底上げにつなげようとした。今井理事はいう。「重要なのは競技の素晴らしさをいかに見せるかだ」

 例えば、写真集発売と同時期に開催された国際大会「ヨネックスオープンジャパン」では、一般客の撮影規制をしなかった。「『オグシオ撮り放題』と来る人がいても、そう何時間も撮らない。そのうちに飽きて、試合を見るようになる」

 オグシオは2回戦で敗退し観客も激減か…とメディア関係者はみた。ところが1回戦2000人、2回戦2200人に対し、オグシオ不在となった翌日の準々決勝は2500人。さらに準決勝は5100人と右肩上がりで、最終日を前に昨年を上回った。

 2人の効果はオグシオ個人のファンから競技ファンへの拡大にとどまらず、実際に競技を行う層も増やした。5年前に2万1486人だった小学生連盟の加盟者は昨年、2万4577人になった。ジュニアプロジェクトを立ち上げ、組織的な指導育成体制を築いた影響もある。ただオグシオが騒がれる裏で、受け入れ先のスクールを増やすなど地道な活動が相乗効果となった。

 オグシオを使った仕上げともいえる作戦が、来年の北京五輪だ。人気とともに実力も蓄えた2人は8月の世界選手権(クアラルンプール)で3位に入り、本番でのメダルも夢ではなくなった。

 世界最大の舞台で活躍すれば「バドミントンをメジャーに」との協会の悲願は大きく前進する。容姿以上の実力を見せられるか−。戦略的アイドルの真価が問われる。

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「オグシオ」こと小椋久美子(右)と潮田玲子。バドミントン界は2人の人気をてこに、マイナー競技からの脱却を図る(撮影・大里直也)
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