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北京五輪入場券、ネットで暴騰 開会式は500万円以上も
2008年北京五輪の入場券のうち、中国国内向けの第1次販売分がインターネット上で盛んに取引されている。富裕層拡大の表れか、定価5000元(約7万6000円)の開会式のA席を「1枚34万元(約520万円)で」とする言い値も出現、値段はうなぎ上りだ。
入場券は「営利目的の譲渡、転売は禁止」となっている。しかし組織委はネット上での取引を「違法と言い切れるかどうか…」(入場券センター)と対応に苦慮している。中には「北京五輪組織委員会内部の特別ルートで入手した」と銘打っているものもあり、これについては組織委も「明らかに偽物。だまされないように」と注意を呼びかけている。
上海に住む不動産会社の男性社員(24)も開会式A席の入場券を売り出している。記者の電話に対して7倍の値段を提示し「今決めないと値上がりしますよ」と早速セールストークを始めた。
開会式は2万6000枚の販売枚数に対し約55万枚の応募があったプラチナペーパー。だが開、閉会式の入場券は実名制で、来年七月に1度だけ認められる譲渡の手続きはまだ発表されていない。大金を払うには不安が多いが、男性は「わたしを信じてもらうのみ」と繰り返した。
開、閉会式以外でも人気競技は引き合いが多い。男子バスケットボール決勝は1枚1000元(約1万5000円)のA席入場券が5倍程度で取引されているようだ。
(北京=共同)
■北京五輪入場券 総数約700万枚で、75%が中国国内向け販売。ことし4月から6月まで第1次販売が行われ、応募が販売枚数を超えた席は抽選した。最高額は開会式A席の5000元(約7万6000円)だが、最低額は野球B席などの30元(約460円)と低価格に抑えられている。先着順となる第2次販売は来月中旬から。中国国外での販売分は各国・地域オリンピック委員会に委ねられている。(共同)