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【Wシリーズ】実った夢 信じた心…松井秀喜の悩み、突き進んだ7年 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:松井秀喜
ワールドシリーズを制し、MVPを獲得した松井秀喜外野手(35)の試合後の第一声は、「夢みたいですね」だった。彼らしかった。ヤンキースで世界一となることは、松井の「夢」そのものだった。
松井は「夢」を語り続けてきた。故郷の石川県能美市にある「松井秀喜ベースボールミュージアム」には、まだ右でバットを構えていた少年時代のブロンズ像がある。台座に掘られた文字は「僕には夢がある」。当時の夢は「甲子園」。それはプロ野球選手に、巨人の4番に、大リーガーに、ヤンキースで世界一にと変わった。夢を信じ続け、努力を怠らないことで、すべてはかなえられた。
松井は例えば「夢」という言葉をこう使う。かつて「いじめ撲滅」へのメッセージを発したときのこと。
《僕の夢は野球そのものだった。いじめることが夢なんていう人はいないはずだ。かなう夢、かなわない夢があると思うけど、いじめは夢の遠回りになっている》
「夢」とは、そこへ向けて突き進むもの。06年のWBCでは日本代表を辞退し、激しい非難にさらされた。ひざの故障と戦っていた彼は、それでも悩み抜き、「ヤンキースで世界一になるという夢がおろそかになるのを恐れる自分がいました」と語った。夢への遠回りは許せなかった。そして今日がある。
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