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【Wシリーズ】この日のために戦った松井秀 執念で世界一つかむ (2/3ページ)
このニュースのトピックス:松井秀喜
1年目にワールドシリーズ進出を果たし、2年目は31本塁打。名門で主軸の地位を不動のものとした。順調だったメジャー生活が暗転したのは06年。第1回のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表入りを辞退したことで、批判を浴びた。シーズン中に左手首を骨折し、心の支えだった連続試合出場が途切れた。07年オフには慕っていたトーリ監督がヤンキースを退団。ドジャースへ移る。後任のジラルディ監督は松井を「特別扱いしない」と明言し、ベンチを温める日が増えた。
今季は左ヒザの痛みとの戦いでもあった。4月は消炎剤を打ちながらの出場。契約の最終年だけに、ニューヨーク各紙は「今季限り」と書き続けた。優勝争いが佳境に入った8月に再度、ヒザ痛が悪化した。水がたまり、氷袋を巻ながら、何とかしのいだ。
9年連続200安打、日米通算3000安打など、華々しいの記録を打ち立てるマリナーズ、イチロー外野手に対し、故障を繰り返す松井は下り坂の印象がつきまとった。だが、「チームとしての優勝」に重きを置く姿勢は揺るがなかった。
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