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【Wシリーズ】この日のために戦った松井秀 執念で世界一つかむ (1/3ページ)
このニュースのトピックス:松井秀喜
待ちこがれていた王座奪還に、ヤンキースナインがグラウンドになだれ込む。松井秀喜外野手(35)はゆっくりと喜びの輪に加わった。米大リーグに飛び込んで7年目。何よりもほしかったワールドチャンピオンの座を、ついに手に入れた。自身のバットでチームを9年ぶりの頂点へ導き、MVPにも輝いた。
「この日のために頑張ってきた。何と言ったらいいのか…。(MVPは)夢みたい。ここまで長かった」。かみしめるような口調と笑顔から、大きな達成感があふれ出た。井口資仁(当時ホワイトソックス)、松坂大輔投手(レッドソックス)ら松井に遅れてメジャー入りした選手が世界一を味わうなか、ようやくこの日にたどりついた。
「松井、お前にはジョー・ディマジオのようなセンターになってもらいたいんだ」。巨人時代、当時の長嶋茂雄監督に外野からサードへの転向を申し出ると、伝説のスターの名を挙げて諭された。両ひざに不安を抱え、今季は一度も守備につけなかったが、第6戦で1試合6打点のシリーズ記録に並び、名門の歴史に名を刻んだ。「松井の笑顔を見て、涙が出るほどうれしさがこみ上げてきた」。師の長嶋元監督も喜びをかみしめた。
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