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メジャー史上最速! イチロー1700安打達成
【シアトル3日(日本時間4日)】マリナーズのイチロー外野手(34)がタイガース戦に「1番・右翼」で出場し、5打数3安打。3試合連続の複数安打で打率を.305にあげるとともに、3本目の安打でメジャー通算1700安打(日米通算2978安打)を達成した。1203試合での到達は、記録の残っている1956年以降では史上最速ペース。また、日米通算1500得点もマークした。チームは4−8で敗れたが、孤軍奮闘の天才がダブルメモリアルだ。
難しいことをサラリとやってのけるのが天才。そして天才は、感想をサラリと言う。
「知っていましたよ」
イチローらしい節目到達だった。米大リーグ通算1700安打を第1、第3打席の右前打と第4打席の二塁内野安打で簡単にクリアした。
現役では30人目。マリナーズ広報部によると、1203試合での到達は、記録の残っている1956年以降では史上最速。イチローと並ぶ7年連続200安打達成の安打製造機、ウェード・ボッグス(レッドソックスなど)の1286試合を大きく上回る驚異的な記録だ。
「今年と来年で2000(安打)に到達したいと思っています」
次なるターゲットも口にした。簡単ではないが単純計算で今年100本、来年200本でクリアできる数字。安打記録へのこだわりは相当だ。
ところが、同じ記録でも日米通算1500得点(メジャー65人目)にはクールだった。一回、右前打で出塁し、先制のホームを踏んでマークしたが…。
「わかりません。1500得点はすごいのかどうか…。1500ヒットって言われると、よくわかりますが」。同じ積み重ねてきた偉大な数字にも、対照的な反応を示す。天才の面白さがそこにある。
7月の声を聞いて絶好調モードに入っている。3試合連続の複数安打+今季初の2試合連続3安打。7月の3試合で打率は.615(13打数8安打)。日米通算3000安打まで22本に迫った。
やっと手応えに結果が伴うようになってきたのか。イチローは「それは言わない。見ている人の楽しみを奪うことになる」とサラリと交わした。

