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【記者ブログ】松井秀喜という男の凄さを改めて感じた 清水満 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:清水満のエン・スポ記者ブログ
最近、自分のことを省みず、人のせいにしたりする輩が多い。身勝手であることに、自覚さえない。陰湿なイジメ、モンスターペアレンツ…さらにはネット社会となって“無記名”をいいことに誹謗中傷で人を貶める。世知辛い世の中になったものだ。
この男は、しかし違う。行動と言動を見るにつけ、人とはこうあるべき…を地でいっている。まさに模範になるべき姿として…。ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜選手(33)である。以前も彼の性格に触れたが、彼の口から人の悪口を聞いたことはない。
年俸1300万ドル(約13億6000万円)を得ている。ヤ軍の主砲であるが、新監督のジラルディと反りが合わない? 相手投手が左腕ということで、屈辱の2試合連続のベンチウォーマーになった。そしてその翌日、先発に名を連ねるときっちりと勝利に貢献する打撃を見せた。そのときの言葉にプロ魂が見えた。
「悔しいことや辛いことがあったときは、グラウンドでその思いを晴らすしかない。やけ酒をしこたま飲んで打てるなら飲むけど、僕の場合、そうならない。一時的に気持ちは晴れるかもしれないが根本の解決にはならない。野球をしてストレスを感じたなら、野球で解消するしかない」
野球だけではなく、すべての人に通じる深い言葉である。頭ではわかっているが、行動できない。人間は弱く、そして流される…。ソレを松井はどんなときも思慮深い行動として日常化させている。