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苦渋の選択…大リーガーの記念品売却
選別に悩んだ挙げ句にオークションに出すことを決めたバットや他の記念品をみせるホワイティ・フォードさん。フォードさんはかつてのヤンキースのエースで野球の殿堂入りしている(USA TODAY)MEMORABILIA -- Legendary Yankees pitcher Whitey Ford shows off one of his bats and other memorabilia up for auction at the Marriott Marquis in New York on Jan. 28, 2008. (Gannett News Service, Ricky Flores/The (Westchester, N.Y.) Journal News)【ウェストチェスター(ニューヨーク州)=USA TODAY(ブライアン・ハイマン)】米大リーグ、ニューヨーク・ヤンキースのエースとして活躍し、野球の殿堂入りしているホワイティー・フォードさん(79)はジョン・F・ケネディ大統領がサインしたボールを持っている。しかし、オークションに出す予定はないという。
1960年代初め、フロリダ州パームビーチでキャンプ中、フォードさんは頼まれてヨギ・ベラ、トニー・キューベック、ミッキー・マントルの4選手とともに大統領の父親、ジョセフ・ケネディを慰問。ジョセフさんは脳梗塞(こうそく)の後遺症で会話ができなかったという。それでも面会できたことに感動したフォードは、帰り際に奇抜なアイデアを思いついた。12個の野球ボールに大統領のサインをもらってもらえないかというものだった。
1カ月後、4人あてに3個ずつ、大統領のサインボールが郵送されてきた。数年後、フォードさんはそのボールが1個3万5000ドル(約385万円)でオークションに出されているのを見て驚いたという。
今年7月、ニューヨークで開かれる野球関連記念品のハントオークションにフォードは何点かを出品するように頼まれている。迷った揚げ句、選んだのは50年のメジャー昇格時のグレーのユニホーム(背番号19=後に16番に変更、永久欠番になっている)、61年のワールドシリーズMVP賞品、63年のワールドシリーズで使ったグローブ、野球の殿堂入り時の額などだ。ユニホームは4万ドル、MVPの賞品は5万ドルの価格でリストに掲載された。
「手放すのは苦痛だが、4人の大学生の孫がいるのでおカネもほしい。でも、本当にほしいものは売らないよ」とフォードさんは話している。
(c) 2007, USA TODAY International. Distributed by Tribune Media Services International.
