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【記者ブログ】サプライズになるかも…〜野茂のメジャー再挑戦 清水満
KCロイヤルズとマイナー契約を結び3年ぶりにメジャー挑戦に挑む野茂英雄投手(39)の近況が聞こえてきた。スポーツニッポンによると、ロイヤルズのキャンプ地、米アリゾナ州のロイヤルズのキャンプ地に現れ、いきなりブルペンで38球のピッチングを行ったという。
凄いと思ったのは、この8月31日で40歳を迎えるというのに、あくなき探究心があることである。ストレート、フォーク、カーブ、ツー・シームが武器だったが、初めてチェンジ・アップを披露したというのである。
歳は関係ない。基本は90マイル(約144キロ)前後のストレートにタイミングを狂わす変化球に、一番大事なのは制球力…。それが出来れば、本来の武器であるフォークに加え、ストレートと全く同じフォームで投げる、打者のタイミングを狂わせる新球のチェンジ・アップは極めて有効といえる。
ロイヤルズはア・リーグ中地区である。インディアンス、タイガース、ツインズ、ホワイトソックス…強豪がひしめく。ロ軍は昨年69勝93敗で最下位…。打力もさることながら、投手力が弱い。日本ハムで指揮していたヒルマン監督がどんな野球をやるのか。ま、基本的には、投手を中心とした”スモール・ベースボール”に徹した守りの野球であろう。
で、その投手力であるが、層は薄い。昨年の成績を参考にしたら、ギル・メッシュ(29)が、9勝13敗、ブライアン・バニスター(26)が12勝9敗、ザック・グレンキ(24)が7勝7敗。これが先発の3本柱である。4、5番手は不在…。この枠を巡っての争いは、パドレスから獲得したブレッド・トムコ(34)4勝12敗、ルーク・ハドソン(30)0勝1敗、そして2005年以来のメジャー復帰を目指す野茂である。
懸念されるのは06年6月にした右ひじの手術であろう。昨秋にドミニカのウインター・リーグ参加を検討していたというが、結局、ひじの状態が思わしくなく、断念した経緯がある。それでも昨年末にドミニカ・リーグに参加、2年ぶりの実戦も経験した。15日(日本時間16日)から投手のキャンプが始まる。その直前ピッチングでは、まずはGOODとのことらしい。
まだまだ、本格的なレポートが伝わってこないが、もし、コンスタントに90マイル前後を投げることが出来て、制球力さえよければ、”手薄な投手陣”だけに、かなり期待が持てそうなする。
キャンプ地の地名が”サプライズ”、野茂の復活劇は、地名通りに”サプライズ”になるかもしれない…。いや、なって欲しい!!
<2008/02/15 00:01>
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