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【記者ブログ】素晴らしきかな夢追い人〜野茂英雄の場合 清水満 (1/2ページ)
こんなニュースには反応してしまう。野茂英雄投手(39)が、今季、メジャーのカンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約、2月のキャンプには招待選手として“メジャー復帰”を目指すという。いい話である。
野茂は過去、11シーズン、123勝(109敗)を挙げ、2度のノーヒットノーランを記録している。メジャーの先駆者は、村上雅則氏、1963年のサンスランシスコ・ジャイアンツに起源するが、やはり、近代メジャーの世界では野茂の挑戦が、今時の“流行”を生んだのは間違いない、いや、異論はないだろう。
仕事柄、メジャー取材も多い。しかしながら、力量不足なのか、日々に追われてしまう。そんな時、居酒屋で飲んでいると、決まって聞かれる事がある。
「野茂って、いま、どうしてるんですかねぇ」
「ン? ちょっと…」
「いやね、やっぱり気になるんですよ。だいたい、最近は、ネコも杓子もみんなメジャーだ、大リーグだなんて、騒いじゃっているけど、野茂がパイオニアでしょ。彼のお陰で、いまの若い選手はルートを敷かれた。ええ、それで、メジャーの経営者なんかだって、日本選手に興味を持ったわけじゃないですか。まだ、現役を続けてるって、話は伝わってくるんだけど、“細かい情報”ってのが、メディアに出てこないんですよ」
「おっしゃる通りで…。面目ない…」
こんな会話、何度したことだろうか。そんな折りに、ロイヤルズとのマイナー契約…。どうやら、今年は、“野茂情報”がふんだんに入ってきそうな感じもある。
そうそ、だから、僚紙サンケイスポーツの田代学メジャーリーグ担当キャップには是非とも伝えておかなきゃ、野茂情報の収集を…。そんなことを思った次第です。
昨年、ワールドシリーズに取材に行った。そこで、旧知の鉄也多美子女史にお会いした。鉄也女史は、元ロッテ・オリオンズ(現マリンズ)でウグイス嬢をしていた。その後、あのマサカリ投法の村田兆治さんが引退した際に、自身もフリーな立場になり、国際ベースボール・ジャーナリストとして活躍している。キューバや中南米の野球に関しては、おそらく日本一ではないか…。もちろん、野茂投手とも親交が深い。
「野茂、頑張っているようだけど、まだ、夢、続いてるの?」