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【ボクシング】敵地で善戦した挑戦者・久高
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試合後の両者は、どちらが勝者か分からなかった。「やりやすい相手だった。ものにできなくて残念」と元気いっぱいの久高に対して、デンカオセーンは「もっと強力なパンチだったらKOされていたかもしれない」。地元判定が露骨といわれるタイで、1−2の惜敗。24歳の若武者が、あと一歩で大金星を逃した。
5回、久高の右ストレートを浴びた王者が前のめりに崩れた。しかし主審はスリップダウンと判断した。8回以降はスタミナ切れで失速した王者がクリンチなどで逃げるシーンばかり。挑戦者は「一発当てて、畳み掛けてもクリンチで逃げられた」と悔しそうに話した。
デビュー戦で1回KO負けし、2戦目も黒星。一昨年に3連敗したこともある。日本、東洋太平洋のタイトル歴もない男が、タイの英雄をあと一歩まで追い詰めた。「今度は日本でやりたい」。この経験を糧にして、次は世界の頂点に立てるか。(共同)


