稀勢の里が258キロの山本山を力強く寄り切った。初顔合わせとなる巨漢に真っ向勝負し「小細工しても駄目。前へ前へ出られた」と納得顔だった。
新関脇の先場所は5勝10敗と大負けした。出直しの今場所は1敗で中日を乗りきり「いいと思う。気を緩めないように」と手綱を締め直した。
一方の山本山は「稀勢の里関は強い」と完敗宣言。前日は体調不良のため、相撲診療所でインフルエンザの検査を受けたことを明らかにした。国内感染が広まる中、「シロでした。潔白が証明されました」と、相撲とは別にほっとした表情だった。