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安馬と白鵬がガチンコけいこ 九州場所の主役担う
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大相撲九州場所(9日初日、福岡国際センター)で自身2度目の3連覇を目指す横綱白鵬と大関取りに挑む関脇安馬が4日、福岡県太宰府市の伊勢ケ浜部屋で20番の申し合い(実戦げいこ)を行った。左ひじを痛めて先場所途中休場した横綱朝青龍は、モンゴルでの治療が長引いており休場が決定的。ご当地大関の魁皇も場所前のけいこで右脚を故障した。場所の低調ムードも漂う中で、主役を担う2人が存在感を増している。(奥山次郎)
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白鵬と安馬が向き合う土俵から、近寄りがたい緊張感が漂う。申し合いに割って入ろうとしていた小結安美錦や十両猛虎浪もいつしか沈黙。白鵬の育ての親の熊ケ谷(元幕内竹葉山)、安馬の師匠の伊勢ケ浜(元横綱旭富士)両親方が見守る前で一騎打ちは続いた。
白鵬は横綱の貫禄(かんろく)をみせる。連続20番で15勝5敗。最近6場所で3勝3敗と決して分のよくない同胞を圧倒した。「安馬は重圧はあるだろうけど、いいけいこをしている。力をつけてきているし、大関取りへ頑張ってほしい」とエールを送る。
安馬も負けてはいない。白鵬が土俵に上がる前に13番、白鵬が去った後にも14番取って計47番。「横綱があれだけやっているんだから、もっと多くやらないと駄目でしょう」。けいこを終えると、「ごっちゃんでした」と頭を下げた。
「あしたも横綱は来てくれるのかな。こっちからは聞けないよ」と気をもむ安馬に、引き揚げる白鵬が一言「また、あしたな」。近年、不入りが続く博多の土俵を盛り上げなければならない両雄は、5日も土俵上で相対する。
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