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【明解要解】「駄目押し」と土俵の礼節 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:朝青龍
■スピード出世力士増え理解不十分
大相撲夏場所の千秋楽で、朝青龍が白鵬に対し駄目を押したことで横綱同士が土俵上でにらみ合う醜態をさらした。「礼に始まり、礼に終わる」のが相撲の基本。だが、最近は土俵上での力士の所作が乱れ、古き良き伝統が崩れつつある。(運動部 松本恵司)
「駄目押し」は規則で負けになる禁じ手ではない。力士は「勝負は最後まであきらめるな」と教えられ、「やむを得ない」と擁護する相撲関係者もいる。しかし、明らかに勝負がつき、相手が力を抜いているにもかかわらず、土俵外に突き出したり、押し倒したりといった行為は見苦しい。
もともと「駄目押し」は囲碁の言葉。双方の境にあって、どちらの地にもならない所を駄目といい、無駄に石を置くことを駄目押しという。無駄な行為で相手にけがを負わせることもあり、慎むべきである。
かつては、勝負がついたあと、勝者が敗者に手を差し伸べるシーンがよく見られた。敗者へのいたわりだ。中には「手を差し出されるのは屈辱的」として、断る力士がいるものの、勝負決着後の潔さも力士に必要な要素だろう。

