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朝青龍と白鵬が優勝額贈呈式で静かな火花
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大相撲夏場所は11日、東京・両国国技館で開幕する。2場所連続の千秋楽相星決戦で1勝1敗の朝青龍、白鵬の両横綱が、今場所も優勝争いを引っ張りそうだ。
10日午前には、1月の初場所優勝の白鵬、3月の春場所を制した朝青龍への優勝額贈呈式が国技館で行われた。館内に掲げられた32枚の額は、新しい2枚が加わると古い物から順に外され、今場所から武蔵丸の最後の優勝と朝青龍の初優勝の額が消える。
同日午前には15日間の土俵の安泰を祈願して、土俵祭りが行われた。
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東京場所前日の恒例行事である直前2場所優勝力士の優勝額贈呈式で、両横綱が初めて顔をそろえた。初場所優勝の白鵬に、春場所優勝の朝青龍。会話を交わさないどころか、視線すら合わせない。夏場所初日を翌日に控え、静かではあるが激しい火花を散らした。
昨年秋場所前。夏場所優勝の白鵬と名古屋場所優勝の朝青龍が優勝額贈呈式に出るはずだったが、出場停止処分中の朝青龍がモンゴルに帰国していたため欠席し、同席は実現しなかった。「初日の前日が楽しみだよ」と式の常連になった白鵬が笑みを浮かべたのに対し、朝青龍は「出席は1年ぶりか」と感傷に浸った。
とりわけ朝青龍にとっては感慨深い贈呈式となった。朝青龍の最新の1枚は、大関時代の平成14年九州場所で初優勝したときの額と入れ替えられた。「一番思い出に残る優勝だからな。額は明徳(母校の高知・明徳義塾高)に寄付するよ。名古屋場所前に行くんじゃないか」と話した。
国技館に飾られる32枚の優勝額は現在、朝青龍の21枚と白鵬の6枚でほとんどが占められ、18年春以降の13枚にはいずれかの雄姿がある。2場所続けて千秋楽相星決戦で雌雄を決してきた両横綱が、大相撲史に残る新時代を切り開いていく。


