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首には金!康生、大逆転北京切符へ全日本Vが絶対条件 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:北京五輪
体重無差別で柔道日本一を争う全日本選手権(東京・日本武道館)は29日、8月の北京五輪柔道男子100キロ超級代表の最終選考会を兼ねて行われる。負ければ現役最終戦と位置づける井上康生(29)=綜合警備保障=は、夫人のタレント東原亜希さん(25)が選んだ金色のストライプ柄のネクタイ姿で登場。五輪での「金メダル」の願いを胸に、大逆転での代表獲得を狙う。
突き抜けた。おそれもなければ、気負いもない。覇権を争うライバル棟田、石井、鈴木3人と並んだ会見の席上、井上は最後まで穏やかな表情を崩さなかった。現役最後の五輪最終選考会。前日会見の空気でさえ、大切に味わっているかのようだった。
「戦うしかない。(今年で現役)最後と決めた以上、(来年以降)この場所に戻ってこられないという思いはある。あしたという日を大切にやりたい」
東海大相模高3年だった96年に初めて全日本の舞台に立ってから、12年。北京五輪出場を逃せば、現役最後の柔道着姿にもなる。畳に向かう通路は、戻ることができない“一方通行”だ。
五輪、世界選手権と頂点を極めた男の集大成。所属する会社からは、昨年の約3割増となる130人の社員が応援に駆けつける。同僚で五輪代表に決まった女子78キロ超級の塚田真希(26)、78キロ級の中沢さえ(24)もスタンドから、康生の北京行きを祈る。


