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相撲協会に“クーデター”発生! 北の湖理事長が完全孤立 (1/2ページ)
日本相撲協会に、激震が走った。協会は6日、大阪府立体育会館で臨時理事会を開き、時津風部屋の力士急死事件で先月29日に傷害致死罪で起訴された兄弟子3力士について、裁判で有罪が確定すれば解雇とし、それまでは出場停止処分にすることを決めた。席上、北の湖理事長(54)=元横綱=が人命が失われた重大さを再認識し、起訴された3力士の解雇を強く主張したが、他の理事全員が猛反発する異常事態となり、“クーデター”の様相を呈した。
昭和の大横綱だった北の湖理事長が、協会の最高議決機関である理事会で、押し倒された。
理事会には理事10人全員が出席。同理事長は人命が失われた事件を重く見て、起訴された3力士の解雇を強く主張した。ところが、残る理事は、けいこ場での暴行はあくまで昨年10月に解雇された元時津風親方の山本順一被告(58)の指示として異議を唱え、まさかの「1対9」で勝負がついてしまった。
処分は「有罪が確定すれば解雇、それまでは出場停止」とし、事実上の「先送り」となったが、前代未聞の“クーデター”の様相だ。
出席者によると、開会前に北の湖理事長は執行部の理事4人と打ち合わせを行い、この場で解雇処分を事実上決定するつもりでいた。だが、九重広報部長(52)=元横綱千代の富士=や友綱教習所長(55)=元関脇魁輝=らが猛反対。理事長は「そんな甘い姿勢でいいのか。ここでけじめをつけるべきじゃないのか」と解雇を強硬に主張。事前協議は結論が出ないまま終わった。
理事会では有罪確定まで解雇しない案が出され、北の湖理事長は「静観ばかりしていると世間から相当に厳しい批判を浴びるぞ。それでもいいのか」と反論したが、残る9人の理事は黙殺。わずか15分ほどで幕を閉じた。同理事長によれば、自分のいないところで複数の理事が意見をすりあわせていたようだ。


