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「やれんのか!」秋山にファン大ブーイング!
06年HERO’Sライトヘビー級王者・秋山成勲(32)が30日、06年PRIDEウエルター級GP王者・三崎和雄(31)と対戦する、大みそかの「やれんのか!」(さいたま)を前にファンから大ブーイングを浴びた。この日、都内で行われたイベントに参加したが、1年前の桜庭和志戦で違反のクリームを全身に塗布した事件は風化していなかった。
人込みでごった返す年末の都心で、場違いで容赦ないブーイングが飛んだ。「やれんのか!」の前日イベントで秋山の名前が紹介されると、新宿東口に集結した約7000人の格闘技ファンは、親指を下に向けたり口笛を鳴らすなどして、不快感をあらわにした。
「仕方がない。ずっとそうだったし。すべてを受け入れる」。昨年大みそかのK−1「Dynamite」(大阪)の桜庭和志戦で違反のクリームを全身塗布。1RTKO勝利したが、のちに無効試合とされ、無期限出場停止処分を下された。10月のHERO’S韓国大会で復活し、デニス・カーン(カナダ)を1RKOしたが、みそぎはまだ済んでいない。
HERO’SとPRIDE現王者対決だが、秋山にとっては不正発覚以来、1年ぶりの国内復帰戦。注目が高まっていることを逆手に取った。白のテンガロンハットに黒いサングラス。グレージャケットに紫のマフラーで合わせ、白パンツで決める芸能人のようなド派手衣装で登場。「イタリア風。みんな地味だったと思ったので」。しのぎを削る三崎は格闘家にありがちな黒ジャージー姿。ファッション対決では完全に圧勝した。
「正直、この場に立てるとは思っていなかった。充実感があるし、幸せに思う」。あとはリング上で結果を残すだけ。大相撲の横綱朝青龍、ボクシングの亀田一家など今年は格闘技界でスキャンダルが相次いだが、大みそかは元祖・お騒がせ男の秋山が締めくくる。
(江坂勇始)