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角界の年末年始 8時間で360キロのもちつき (2/4ページ)

2007.12.28 22:23
このニュースのトピックス年末年始総力特集
高砂部屋で、後援会員を前にもちつきする横綱・朝青龍。どの相撲部屋でも、もちつきは年末に欠かせない行事だ=12月23日高砂部屋で、後援会員を前にもちつきする横綱・朝青龍。どの相撲部屋でも、もちつきは年末に欠かせない行事だ=12月23日

 部屋では、28日の朝8時ごろから約8時間かけて6俵(360キロ)のもちをつく。手伝いが約20人、来客も80人にのぼる大イベントとなる。ついたもちは二段の鏡もちに。最低でも50個は作るが、大半が後援会関係者に配られる。部屋には「のしもちで10枚残るぐらい」とおかみさん。タニマチ(後援者)に支えられる相撲部屋ならではの光景だ。もちつきの後には忘年会が行われる。

 この合間を縫うように、20日から部屋のマネジャーや兄弟子らの指示で大掃除がコツコツとこなされていき、おかみさんが厳しく点検して回る。

 多忙を極めるのは、力士ばかりではない。部屋の朝食は普段、ちゃんこ番を務める若い衆が作るが、元日だけは別。おかみさん自らが腕を振るう。準備は30日から始める。一般的なおせち料理のほか、80〜90センチの寒ブリの塩焼き、約20センチの車エビの塩焼きを40〜50匹などを用意。力士の好物でおかずにも、酒のおつまみにもなる料理をそろえる心遣いをする。力士はえびすこ(大食漢)だが、「普通の家庭の10倍を用意すると思ってもらえればいい」と慣れっこの様子。

 そして、おかみさんが特に力を入れるのが、特製の卵とじ雑煮。大型の寸胴鍋に鶏ガラでひと晩かけてスープを取る。そのスープを鍋に分けてから大根、ニンジン、紅白のかまぼこ、ほうれん草、シイタケ、細かく切った鳥肉を入れ、塩で味付けする。「サッパリしていて、もちが嫌いな子も具だけは食べる。もちつきのとき、これを楽しみに来る客もいるぐらい」の名物料理になっているそうだ。

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高砂部屋で、後援会員を前にもちつきする横綱・朝青龍。どの相撲部屋でも、もちつきは年末に欠かせない行事だ=12月23日

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