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「力士の正月は初場所後」 朝青龍帰国で高砂親方
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力士の海外渡航は、師匠の承諾がなければ認められない。モンゴルへの帰国を希望していた朝青龍に対し、高砂親方は「自分は認めない。年末年始の帰国はあり得ない」と断言。横綱のわがままを断ち切った。
朝青龍の帰国については賛否がある。横綱の謹慎処分が解け、帰国希望日は部屋がけいこ休みの期間にあたる。日本相撲協会の公式行事もない。帰国はダメとする強制力がないではないか、というのが容認派の声だ。
しかし、相撲部屋の年末年始は一般企業とはやや違う。正月休みはあるものの、直後の年頭場所に向けて土俵に集中するのが力士の本分。「力士の正月は初場所が終わってから」(高砂親方)というのが、いわばしきたりでもある。同じモンゴル出身の白鵬は帰国しない。年末年始をモンゴルで過ごし、けいこ始めや綱打ちの欠席を繰り返したこれまでの朝青龍の行動は、角界の常識を逸脱するものだった。
ましてや今回の初場所は、横綱の権威と角界の信頼を失墜させた大騒動から再起を期す舞台でもある。高砂親方は言った。「謝罪会見で終わりじゃなく今は反省する時期だ」。反省の姿勢を言葉だけでなく、行動で示さなければ、相撲ファンは納得しないだろう。
横綱の帰国希望に師匠が待ったをかけたのは、当たり前の態度。当然の行動を積み重ねることが、今の横綱に求められる。(奥山次郎)
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