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【やばいぞ日本スポーツ】(1)世界選手権惨敗 実績偏重、進まぬ世代交代 (3/3ページ)
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そんな批判が聞こえたのか全日本柔道連盟は強化方法を転換し、全代表を集めた強化合宿ではなく、各階級上位2人に絞った階級別分散合宿による強化に切り替えた。
少数精鋭で効率化を図り、欧州遠征などの経験を優先的に積ませる方針だ。吉村和郎強化委員長は「上位2人はシビアに入れ替える」と語り、右ひざの故障でリハビリ中の五輪王者、野村忠宏も特別扱いしない意向だった。ところが、来年1〜3月の欧州遠征に選ばれたのは野村、井上らベテラン勢ばかりだった。
「誰が金に近いかという基本線は変わらない」と斉藤監督。アテネで爆発したベテランが頼りになるのは確かだが、若手に目を向けるのが遅すぎたといえないだろうか。
JOCは11月、北京対策会議を発足、有望選手や種目を特定し強化費を配分することを決めた。総額約1億円。だが、最高額の1000万円を受け取る柔道を筆頭に、顔ぶれの多くは4年前と代わり映えしないはずだ。
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北京五輪開幕まで7カ月余と迫った。本来なら、本番に向け、目の色を変えねばならない時期だが、日本競技陣の周辺からは緊張感が伝わらない。アテネの「成功」もあって進まぬ世代交代。同時に、この国のスポーツを取り巻く環境の粗末さも見えてくる。