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いじめ撲滅、朝青から!やくみつる氏が荒技に苦言

2007.12.6 14:42
このニュースのトピックス朝青龍
委員会で熱弁をふるうやくみつる氏(右)。伊勢ノ海理事(左)らは神妙に聞き入った(撮影・大里直也)委員会で熱弁をふるうやくみつる氏(右)。伊勢ノ海理事(左)らは神妙に聞き入った(撮影・大里直也)

 時津風部屋の序ノ口力士死亡問題を受けて発足した日本相撲協会の「再発防止検討委員会」が5日、東京・両国国技館で3回目の会合を開いた。外部有識者委員として初出席した漫画家やくみつる氏(48)は、4日の冬巡業での横綱朝青龍(27)の荒げいこに苦言を呈した。相撲界の“いじめ”撲滅はまず朝青龍から−というわけだ。

 力士死亡事件の再発防止のために立ち上げられた委員会で、やり玉に挙がったのは、朝青龍の荒げいこだった。断罪したのは、やくみつる氏。ハンチング帽とジャケットというスタイルで出席したスポーツ界のご意見番は、仮病疑惑の謹慎から明けたばかりの朝青龍に切り込んだ。

 「横綱のけいこはけがにつながりかねない。ハッスルプレーのようなものがあった。ああいうことでは下の力士に示しがつかない」

 ボクシング「亀田3兄弟」の父・史郎氏ともテレビ番組内でやり合ったやく氏は、今度は朝青龍に苦言を呈した。問題としたのは、前日4日の熊本・天草巡業でのけいこ。同じモンゴル出身の平幕鶴竜に対し、送りつり落としとやぐら投げを見舞い、左足首をねんざさせた。朝青龍は夏場所前には時津風部屋への出げいこで豊ノ島の右ひざを負傷させ、力士死亡問題でのちに相撲協会を解雇された時津風親方(元小結双津竜)を激怒させたこともあった。

 協会側出席者の伊勢ノ海理事(元関脇藤ノ川)ら親方からも、朝青龍のけいこ内容に批判が相次いだ。「何らかの指摘が横綱にいくでしょう」とやく氏。今後は師匠会で師匠、高砂親方(元大関朝潮)に何らかの通達がなされ、朝青龍にも苦言が届く見通しだ。

 やく氏は、元力士から相撲部屋の実態などを書いた手紙をもらって独自に情報を集めたという。国技の裏にはびこる“いじめ”“しごき”の体質が力士死亡事件を起こすに至った。横綱がけいこの名を借りた“かわいがり”を改めることが、体質改善の近道となる。

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委員会で熱弁をふるうやくみつる氏(右)。伊勢ノ海理事(左)らは神妙に聞き入った(撮影・大里直也)
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