ニュース:スポーツ RSS feed
朝青龍ガハハ! 兄のモンゴル相撲観戦で笑顔 (1/2ページ)
【モンゴル27日】大相撲の横綱朝青龍(27)が26日、日本相撲協会から科されていた謹慎処分などが解けて以後、初めて公の場に姿をみせた。モンゴル・ウランバートル市内で行われたモンゴル相撲大会を観戦した。髪はオールバックで、会場を出る際にはファンに囲まれて声援を受けた。朝青龍は30日に再来日し、謝罪会見と横綱審議委員会への謝罪をした後、12月2日からの冬巡業(大分・豊後大野市)に参加する。
朝青龍が、笑った。感情を素直にだし、手をたたき、隣にいた国会議員らと談笑する。九州場所千秋楽をもって、日本相撲協会から受けた謹慎処分が解けた横綱が、初めて多くの人の面前に姿をみせた。
来年1月の初場所(13日初日、東京・両国国技館)に向けて、血が騒ぐのか。その場所は、首都ウランバートルにあるモンゴル相撲の大会会場。選手が技をかけるタイミングを見る目には、鋭い光りもあった。
モンゴル相撲の横綱で、朝青龍の兄スミヤバザルさんらの対戦を観戦し、スタンドからアリーナに降りて熱視線も送った。朝青龍から声援を受けたスミヤバザルさんは、「弟(朝青龍)は順調にけいこをしているよ。週に5日はやっている」と説明した。
7月、夏巡業への休場届を出しながらモンゴルでサッカーに興じていたことが発覚し、協会から2場所出場停止、謹慎などの処分を科された。その後、処分に対するショックで「解離性障害」と診断され、都内の自宅に引きこもり、身も心も不安定に陥った。8月末、無精ひげをはやし、能面のような表情を崩さず、再びモンゴルへ帰国したときのような沈んだ顔は、いまはない。
心の準備も進んでいる。モンゴルから再来日する30日に横綱審議委員会(横審)の臨時会合で謝罪する件について、師匠の高砂親方(51)=元大関朝潮=はこの日、本人が横審での謝罪に同意したことを明かした。
同親方は前日の横審の席上で、再来日する朝青龍が両国国技館で謝罪会見を行った後、横審にも謝罪させることを申し出た。高砂親方は26日夜に横綱に電話で連絡し、本人から「わかりました」と了承する返事を受けたという。また、協会を管轄する文部科学省の松浪健四郎副大臣が帰国後についてアドバイスの電話を入れた際には、「ひたすら(協会、横審に)謝ります」と答えている。