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精彩欠く琴欧洲 けいこのペース上がらず (1/2ページ)
このニュースのトピックス:大相撲
大相撲九州場所(11日初日、福岡国際センター)が間近に迫る中、大関琴欧洲の動きに精彩がない。右ひざの故障が再発した影響でけいこのペースは上がらず、8日も関取衆との申し合いを回避。大関昇進時には横綱候補ともいわれた24歳のブルガリア人の苦悩は深い。(奥山次郎)
佐渡ケ嶽部屋の空気が凍りついたのは1日朝。しこを踏んでいた琴欧洲が右ひざを抱えて倒れ込む。脱臼だった。すぐに骨は入ったが、違和感が残る。若い衆に胸を出せるまでに回復したものの、万全にはほど遠い。
佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)は「本人に休む気はないし大丈夫」とみるが、「場所でぶざまだったら休ませるかもね」と思案顔。大関は「けがの状態はその日になってみないと分からないよ」と声を荒らげ、いらだちを隠せない。
昨年初の大関昇進後は、けがに悩まされ続けた。右ひざ靭帯(じんたい)を痛めながら強行出場した同年春では右足首もひねった。勝ち越しがやっとの場所が続き、目先の白星にこだわる変化も目立つ。大関らしからぬ姿に、観衆からブーイングを浴びた。