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「ケジメと丸刈り」考 亀田 恥をさらして出直しだ
17日の謝罪会見で亀田大毅(かめだ・だいき)選手(18)が金髪から一転、丸刈りで登場した。報道陣のフラッシュにその頭をさらすことで「精いっぱいの反省」を表したそうだが、これを機会に、ケジメと丸刈りというニッポン文化を考えた。
パフォーマンス学の観点から大毅選手のケースを「反省の表れでも謝罪の表現でもない」と切り捨てたのが、国際パフォーマンス研究所代表で心理学博士の佐藤綾子さん。「両足を開いてノーネクタイ。上下の唇を前に突き出して異常なほど目線を上げない態度は、逆の意味で強い意志の表れだ。間違いなく、誰かの進言でシブシブやらされただけ」と指摘した。
過去にも何らかの行為や発言にケジメをつけるために頭を丸めた有名人は多い。
古くは元プロレスラーのアントニオ猪木(いのき)氏(64)が1986年に突然丸刈りで登場。写真週刊誌に女性問題が出たことが理由だが、猪木氏は「男のケジメで丸刈りにした」と宣言した。
古美術品収集で自己破産したタレントの岸部シロー氏(58)も99年の謹慎期間終了後、丸刈りで「心機一転します」と語った。2004年に日本代表合宿中に無断外出が問題になったサッカー日本代表の茂庭照幸(もにわ・てるゆき)選手(26)は「自分自身に気合を入れたまで」と言い切った。
いずれもマイナス要素をプラスに転化したが、それらと比べ、言葉を発することができないほど憔悴(しょうすい)していたのが大毅選手だった。
昨年の全国理容競技大会で優勝した理容師、近和徳さん(31)は「不格好な頭の形もすべてさらすことに意味がある。ウチにも年に数回『停学になったから丸刈りよろしく』と頼むヤンチャな中高生が来るが、一緒だ」と評価した。
一方、04年に年金未納を問われて代表を辞任した後、丸刈りで四国霊場を巡るお遍路の旅に出た経験がある民主党の菅直人(かん・なおと)代表代行(61)は18日の会見で、大毅選手の丸刈りの感想を聞かれると、「わたしも坊主頭にしたことがあるから、いろんな感想はある」と一瞬戸惑ったが、「安倍晋三(あべ・しんぞう)前首相(53)こそが首相にふさわしいと言って持ち上げてきた小泉純一郎元首相(65)は、頭を坊主にしてどこかを歩かれたらいいんじゃないか」と小泉氏に矛先を向けた。





