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諸悪の根源、亀田父に「レッドカード」 

2007.10.15 21:46
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 世界戦のリングを汚した暴挙に対し、日本ボクシング協会(JBC)は厳罰で臨んだ。中でも、亀田大毅選手の父、史郎トレーナーには陣営の中で最も重い無期限の「セコンドライセンス停止処分」。解除を受けるまでボクシング界とはかかわりをもてない。兄弟の親である“諸悪の根源”に、一時退場を命じた形となった。

 史郎トレーナーは昨年9月、後楽園ホールで行われた亀田大毅選手のノンタイトル戦で、観客と乱闘騒ぎを起こし、警視庁富坂署から事情聴取を受けた上、JBCから厳重注意処分を受けた。これを含めこれまでに2度、厳重注意処分を受けている。

 今回の世界戦では試合前、「しゃー、なんやこら」などと相手側に体を寄せた。また、11回開始前に亀田大毅選手に反則を促すような言動があったと認められた。

 安河内剛事務局長はこれまでの問題行動を加味したとし、「威嚇、恫喝(どうかつ)。チーフセコンドとしてあるまじき行為」と非難。今後は選手のセコンドやトレーナーとして教えることも禁止。合宿への帯同も許されない。

 同じの処分では昭和57年、協栄ジムの故金平正紀会長が、世界戦で対戦相手に薬物の入ったオレンジジュースを飲ませていたことが発覚。平成元年まで、ライセンスは戻らなかった。史郎トレーナーも復帰には最低1年以上かかるとみられる。

 亀田大毅選手については、12回の「レスリング行為」について、故意の反則とし「世界戦のリングを冒涜(ぼうとく)するもの」と指摘。ただ、倫理委員会の斉藤慎一委員長は「前途ある選手。ひとつの苦労を乗り越えて、返り咲く可能性を秘めている」と18歳の若さに“温情”を加味したことも付け加えた。

 兄の興毅選手は、史郎トレーナーと同様に反則指示が指摘されていたが、疑惑はあるものの「100%確認できない」とし、出場停止は見送った。

 「オーナーライセンス3カ月停止」の協栄ジム、金平桂一郎会長については実際の活動にほとんど影響は出ず、「自浄作用に期待したい」とした。

 また、ジム経営者らで組織する東日本ボクシング協会(大橋秀行会長)は、金平会長を「厳重戒告」処分などとし、練習場所や合宿を独自に行っている亀田家について、今後、ジムの管理下におくよう誓約書を提出させるとした。

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