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【外信コラム】ポトマック通信 日本柔道まだまだ健在
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秋晴れの土曜日の6日、ワシントン近郊アナポリスの海軍士官学校で柔道大会が催された。首都を中心に東海岸のメリーランド、ペンシルベニア、バージニアなど数州の各柔道クラブを集めての同大会は海軍士官学校の主催で毎年、開かれる。
団体戦、個人戦の両方だが、ここ数年は加藤良三駐米日本大使が提供した団体戦の優勝杯をめぐる戦いがハイライトとなってきた。
その注目の団体戦には8チームが参加したが、「ジョージタウン大学・ワシントン柔道クラブ」が圧倒的な強さで優勝した。その勝利の主因は日本から留学中で同クラブに所属する東海大学出身の大川康隆4段と日本大学出身の波多野麻衣子3段の活躍だった。2人とも威勢のよい海軍士官学校の選手らを次々に一本で投げて、チームを優勝に導いた。
個人戦でも男子では大川選手、女子では波多野選手が危なげなく勝ち進み、ともに1位を占めた。大川選手は巨漢の相手をみな最初の一発できれいに投げ、波多野選手も鋭い技で決めて、会場を感嘆させた。
ブラジルでの世界選手権で意外な苦戦や敗戦をこうむり、暗い影におおわれたような日本柔道も、米国ではまだまだ健在と思わせる大会だった。(古森義久)