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石川遼、体つきもスイングも進化 フジサンケイクラシック
堂々としていた。時は石川を大きく成長させていた。1年前、最年少優勝(マンシングウエア)以来初の“プロツアー参戦”したのが、この富士の麓(ふもと)だった…。
「去年は“ツアー最年少優勝した人らしい”って目で見られていたと思う。けど1年経って体つきも、スイングも“変わった”といういう内容を届けられたと思う…」
10、11番と連続ボギーのスタート。「イライラしていた」が、12番(パー4)で、320ヤードショットでフェアウエー真ん中に運び、ピンに絡ませバーディー。「気分転換でなく、いいショットのおかげで切り替わった」。練習の虫で培った体が覚えた弾道が窮地を救う。
「以前なら、崩れていたけど、耐えられるショットができるようになった」。13番(パー3)では奥のバンカーへ。つま先下がりの難しいライ。ピンまで15ヤード。フワリと上げ、ピタリと止めた。
「うまいっ!」
初めて同組で回った谷口徹が石川のテクニックに驚いた。昨年の賞金王は「思い切りがいいだけじゃなく、バンカーやラフからの小技もうまい。ボギーを打っても、自分のゴルフがぶれないとこがいい。すごいねぇ」
5バーディー、4ボギーの1アンダー。スコアは昨年と同じだが、明らかに“進化”があった。「谷口さんとは初めてですが、いっぱい褒められたし、いいスね」。プロ転向1年目、この世界でも“同化”している。(清水満)
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