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【全英オープン】10年前の快進撃なるか 注目のジャスティン・ローズ
【サウスポート(英国)=木村正人】男子ゴルフの今季メジャー第3戦、全英オープンは17日、ロイヤルバークデールGC(7173ヤード、パー70)で開幕する。リンクス特有の風に加え、狭いフェアウエーに深いラフの難コース。バンカーも20カ所に増設され、高い戦略性が求められる。タイガー・ウッズ(米国)が欠場し混戦が予想される優勝争いで、10年前のアマチュア時代に4位に入った地元・英国の27歳、ジャスティン・ローズに注目が集まる。
10年前の全英オープン最終日。バークデールの18番で、ラフからのリカバリーショットが直接カップインしバーディー。ギャラリーの歓声を誘い、首位に2打差の2オーバーで4位に食い込んだ。アマチュア選手として当時のベストスコアタイを記録した。翌週、17歳の青年はプロの世界に飛び込んだ。
日本で2002年の中日クラウンズに優勝するなど通算7勝を挙げたローズが、バークデールに戻ってきた。ウッズがおらず、昨年覇者のパドレイグ・ハリントン(アイルランド)が手首の不調を訴える中、世界ランク9位は優勝候補の一角に挙げられる。
ローズは16日の記者会見で「ここにいることに興奮を覚えている。開幕する明日、今日と同じ強い風が吹けばサバイバルになる」と自信をにじませた。
プロ転向後は決して順調ではなかった。人気先行でプレッシャーに押しつぶされ。21大会連続予選落ち。02年1月のダンヒル選手権でようやくプロ初勝利を飾り、光が見えた矢先の同年9月にゴルフを教えた父を亡くし、再び低迷。しかし、仏教によるリラックス方法を身につけ、昨年は世界ランク7位と初めてトップ10入りを果たした。
「難コースほど僕はうまくプレーできる。バークデールは間違いなくその一つだ」。地力を養ったローズがメジャー初制覇に意欲を燃やす。



